ガレージ暮らしのトライタム

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iPhone5の簡易修復

iPhone5を廃棄すると別の方が仰られたので、譲って頂きました。
ただ、スマホ上部のタッチパネルが浮き上がっておりガムテープで無理やり止められている状況だったので、それを修復しました。
この記事はそのメモ書きのようなものです。


予想された問題

タッチパネルが浮き上がる問題では、最初にバッテリーが膨らみが原因で起きると想定されます。
そのため分解用に以下のキットを購入しました

DIGIFORCE LPB-DIGI5 互換バッテリー 説明書・工具付 PSEマーク表示
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想定していた問題と違った

分解に関する記事は沢山あるので割愛します。
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画像のようにどんどんと分解していきます。
赤枠内はメインボードとタッチパネルを繋ぐフラットケーブルなので外さないように、壊さないように気を付けながら作業します。

が、想定していた「バッテリーの膨らみ」が全くなかったので別の問題でパネルが浮き上がったみたいです。

落下衝撃による歪みが原因だった

前の持ち主はそういえば落としてパネルが浮き上がったと言ってました。
どうやら、iPhoneが歪みその結果、接着剤が負けて浮き上がったようです。
また、接着剤も経年劣化で粘着力が落ちていたようです。
そのため、新規に接着剤で接着しました。


対策

自宅に手ごろな粘着テープが無かったので以下の接着剤を使用しました。

セメダイン 瞬間接着剤3000ゼリー状速硬化 P3g CA-154
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3-%E7%9E%AC%E9%96%93%E6%8E%A5%E7%9D%80%E5%89%A4-3000-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B0751GGK7L

塗る前に汚れを取ります。その後に接着剤を塗る流れです。
接着剤は、一度爪楊枝に付けてから塗るようにしました。
塗る場所は、左上部はガラスパネルとくっ付いているアルミフレーム。右上部は筐体側にある接着部分です。

これで接着を待った後、組み立てればOKです。
もちろん歪みは直して無いので左右中央は少し浮いてます。
ただ、ガムテープに巻かれているよりかは幾分もマシになりました。

ガムテープで巻かれいた部分は、接着剤の残りがくっ付いていたので除光液で取りました。


残っている問題・やってしまった失敗

破損していたタッチパネルの修復

落下による破損で歪みだけでなく一部タッチパネルが効かなくなっていました。
これは直していません。別にそこまでコストかけても…。

本体の歪み

歪みも同様に直していません。
直す場合も内部のパーツをすべて取り外し、歪みを補正する必要が出てくるのでコストが…。

液晶内部にゴミが混入

ガラスパネルとフレームがくっ付いていないタイミングで掃除をしたので、そのゴミが内部に入り込んでしまったようです。
ただ、背景が暗いと全然見えないし、操作にも問題無いのでOKとします。

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おわりに

こうして無事にiPhone5が復活しました。SIMは入ってないのでWi-fi専用機です。
今回みたいな簡単な機器の修理は楽しいですね。蘇ってくれる楽しさを味わえます。