勉強会主催者 Meetup 2019.01参加しました
はじめに
2019年1月19日に「勉強会主催者Meetup」という勉強会主催者向けの勉強会に参加しました。
connpass.com
10人以下の規模で開催されている方や100人以上の大規模で開催されている方など、様々な経験者が集まりお話しをしました。
社会人だけでなく学生やスクールに通っている状態で勉強会の主催を行っている方もおられました。
エンジニア界隈では勉強会は多く存在しており、集まったメンバーもほぼほぼエンジニアでした。
箇条書きに近い形ですがメモをゴリゴリ取っていたので記事にします。
Twitterでの実況は以下リンクからどうぞ
twitter.com
- はじめに
- 会場はいつもどうする?
- 会場費実費で出してる人いる?
- 雨が辛い
- 受付時間より早く着いた人への対応
- 開始時間どう?
- 遅れて参加する人の最終時間
- 懇親会の飲食物について
- 懇親会食事目的に来る人は居る
- 実費で懇親会費用出した時
- 懇親会本編になりやすくない?
- 懇親会ぼっち問題どうする?
- 情報の展開はどうしている?
- 地方遠征やってる?
- キャンセル率について
- 勉強会の目的
- 勉強会開催して逃げ道を断って頑張る
- でかいテーマでどうまとめる?(例:Ruby言語がテーマ)
- 参加対象者を決める
- 言語だけだと限界こない?
- 少人数で濃い話すると次が続かない
- 参加者の熟練度差の懸念
- コミュニティについて
- 登壇者が固まる
- レベル差を意識して参加を躊躇う人をどうにかしたい
- ワークショップ大変では?
- 業種を跨いだ講座の開催
- 本当に主催者にやさしい集客ツールは?
- アンケート回収…
- コミュニティのアカウント作ってる?
- さいごに
会場はいつもどうする?
繋がりを作って相談を持ち掛ける
コネクション取って作って、会場貸しの相談持ちかけている。
一般参加などで参加して、主催側に会場貸し相談している。
毎度違う勉強会会場の開催でメリット・デメリットが存在している
- メリット 楽しい。
- デメリット 設備がいつも変わる。
同じ場所のメリットとしては開きやすい。
使える場所探しつつ、つながりで。
カフェで予約して開催
タリーズでテーブルを予約して、その時間勉強会するという手もある。(1,2テーブル、6人などの少人数)
Web活用
IT勉強会で活用できる会場一覧が載っているサイトもある。
こんな感じでまとまっているところもあります! #meetupmeetup | IT勉強会で利用できる会場一覧・まとめ https://t.co/rjBL8BMR3K
— 青木とと٩(ˊᗜˋ*)۶ (@lycoris102) 2019年1月18日
会場費実費で出してる人いる?
会場費有償だと参加費もらってやったりするかも。(参加費1000円とか、人数と会場費で参加費を取る感じ)
雨が辛い
雨が降った時一気に来なくなる。
参加費で会場費トントン狙いが外れた時つらい。
受付時間より早く着いた人への対応
早く来る人が多く、受け付け前に溜まられると大変。
初めての場所でどこで待ってていいか分からない距離感がある。
もしかしたらここを対処すれば対応できるかも。
開始時間どう?
エンジニア界隈だと平日19時スタートが暗黙的にいい具合になっている。定時終わってから直接会場に向かう。
ただもっと早い時間に開催(15時)に開催して、統計的に一番が集まりが良かった勉強会もある。
主催は早めに行くから少し業務削るよね
会場設営とかあるから、会場が勤務場所でない限り定時より早く上がって行く場合が多い。
遅れて参加する人の最終時間
19時受付スタートで、来る人は20時くらいだったら揃っている印象(経験則)
懇親会の飲食物について
食べ物は余らないかもだけど、飲み物が余る…。
飲食物はいつも足りる?足りない?
主催側が頑張るのか足りない、ってない気がする。
定員に対しどれくらいの用意が良い?
定員8割くらいがちょうどいい印象
懇親会食事目的に来る人は居る
大規模勉強会で懇親会食事目当ての人が居る。明らかに風貌が違うので分かりやすい。
場所によってはブラックリスト作って対応
実費で懇親会費用出した時
自腹で懇親会費用で。3000円くらい。人数は10人以下。
紙コップ置いて募金
募金スタイル。結構集まったそう。
集まったお金は次の勉強会お菓子費用として活用します。
懇親会本編になりやすくない?
LTや講演の後の懇親会の方が濃密な話が出てきて本編になりやすいので、あまり懇親会開かない。
ただ発表で触発されて皆話し出す可能性もあるので、懇親会があっても良いかも。
懇親会ぼっち問題どうする?
規模によるかも。10以下の勉強会だと大丈夫かも。
大規模勉強会では解消難しいから、放任でいいのでは?
隅っこが落ち着く人もいるし、何より懇親会に出ているのは何か理由があるのかも。
ボッチサーチ活用する
bocchi-search.com
これで解消を図るとか
場所を変える
懇親会場所変えて居酒屋とか。そうするとテーブルごとで話が展開されてある程度解消されそう。
情報の展開はどうしている?
あんまり、何度も言うこともなく気づいた人はUpしてねって感じ。
慣れた人はSpeakerdeck上げてくれるのが強い。ありがたい。
動画全部出した参加減るのでは?
参加する旨味があるので問題ないのかも。
動画撮影は来れない地方の人向けに頑張りたい
インフラ会だとディスコードでやっているとかもある。画面共有しながらオンラインでやるものいいかも。
地方遠征やってる?
大阪とかもやってる。4回くらい。結構いい感じなので東京大阪でオンライン中継みたいなのやりたい。
地方はキャンセル少ない!(大阪)
キャンセル率について
キャンセル多いのはディナーショーとか。
講師のネームバリューでキャンセル率変わる
勉強会の目的
企業主催だと採用とか目的になる?
イベントによって色が変わる。ブランディングとか採用とか、勉強会ごとに色を変えて。
長期的に採用に繋がったらいいなぁって思っている。
会社として技術に力を入れているというアピールをしたい。
勉強会開催して逃げ道を断って頑張る
勉強会立ち上げノウハウがイベンター経験であった。
ので立ち上げて頑張るために逃げ道を断っている。
でかいテーマでどうまとめる?(例:Ruby言語がテーマ)
模索中。50人以下のまま当分は行きたい。
参加対象者を決める
年齢制限を設ける
同一の何かしらで集めるのは面白い。
Ruby+年齢で制限かけるのは面白い。年齢が近い人たちで集めると話しやすい。
経験値がある程度均一になる
年齢を設けないと、初学者と熟練者の格差が大きくなりやすい。その対策に一役買ってくれるかも。
社内勉強会で、縛りなしより部署年代で分けると盛り上がりが違う
入って3年目以内で参加者を絞って、トークテーマ作っていくのすごい盛り上がる。
言語だけだと限界こない?
フリースタイルで別話している場合もある。(かなり例外的)
フレームワークで絞るよりRubyとかで公募すると来ない人も来るかも。
言語ではなくテーマで区切るのも
好きな言語でFizzBuzz作る会とかのもある。社内勉強会で行ったことあり。
言語で切らずにテーマで切るのも手かも。
間口の取り方で変わるのかも
間口で広く取りたいからRubyで区切る、とかなのかも。
主催によってそこは変えてもいいのかも。
少人数で濃い話すると次が続かない
人数少ないと濃い話ができるけど、それで満足しちゃって次が無い。
参加者の熟練度差の懸念
大きな分野だと、初心者と熟練者の格差が気になる。
いろんな人に来てほしいけど、濃い話もしたい。
濃い話したいときは少人数でがっつりやる。ただやるとそれで満たされてしまう
コミュニティについて
常連固まる問題付いて回る
大きなコミュニティになると常連で固まって、そこに入る勇気は出ない。
原因は熟練度なのか付き合いの長さなのか?
Redash勉強会だと新人半分くらいいる。
6人の勉強会だと新人来ても、話しかけやすい。共感大事!これ難しい、自分もできない!とかで緩く話せる
コミュニティの雰囲気大事
人数増えるとどう主催が立ち回るか…。難しい。
雰囲気伝えるためにブログで公開
効果あるか分からないけども。参加してない人に「こんな感じの勉強会でしたよ」って雰囲気を記事作って伝える。
ある勉強会では初参加枠を設けて新しい人が話す、よいサイクルで流れているかも。
大きなイベントしか存在せず、上位の人たちしか話す場が無い。初学者や中堅が登壇する場がない。だから勉強会を作った。
個人のプレゼンスを上げるために使ってほしい。
登壇者が固まる
登壇者が特定メンバーで固まる。コミュニティが大きくなったならではの問題化も。
レベル差を意識して参加を躊躇う人をどうにかしたい
行ってる人がレベル高すぎて、低い自分が行くのが躊躇われる人を救いたいよね
ワークショップ大変では?
ワークショップとかあるよね。準備超大変だよね。
あと大体時間伸びる。時間たりない。
リソースどれくらい割くか?
他のこともあるので言うほど割けない。強い人の資料をベースにしてもいいかも。
ただワークショップは2時間でも、準備終われば楽。
ワークショップのメリット
初学者が入りやすい。レベル差があってもやりやすい。
チームで行う場合、分けが大変。
対象者について
初学者向け勉強会を置きつつ、濃い人達を時々あつめてもくもく会とか。
対象は分けて、ガッツリやりたい時は熟練者だけ集めて開催とか。
終わった後に継続してくれるかが心残り
そのあとに、受講者がその先に行ってくれるか分からない
ワークショップしても、ワークショップ受講された人が続けてくれるのだろうか…。
ワークショップで「一度挫折した人を集めてワークショップする」のは良いかも
一度挫折していると問題点をその人が持って、うまくフィットすれば能動的に受講・継続してくれるかも?
デメリットとしては、その挫折した人まで声が届くかどうか…。
挫折した人LT会もありかも。
業種を跨いだ講座の開催
エンジニア->営業に向けてGit講座とか開いてる。
本当に主催者にやさしい集客ツールは?
今はconnpassが集まってる感かも。人が多いところに寄るのはメリットになる。
参加者に確実に連絡するリーチする手段が存在しない
メール見ないし、ツイッターみんな登録してないし。
小さな勉強会では良いかもしれないが、大規模だとSlackの登録も結構敷居高い。
あとは出来る限り見てもらうようにボールは投げるのを心掛ける。
アンケート回収…
ネットでも紙でもやっても結構辛いところがある。
マネジメント3.0では付箋書いて満足度のところにホワイトボードに貼ってく手法。
心的コストが低くて楽(同調効果を狙う)
コミュニティのアカウント作ってる?
参加者の中では作ってない人が大多数。
アカウントとツイートの傾向をはっきりさせるために分けるのも良いかも。
「継続」さえできれば強い。それが大変難しいが。
さいごに
勉強開催は積る話。19時30分から21時30分という2時間でもまだまだ話題が尽きない状況でした。
今回は色んな視点から情報が交わり大変有意義で楽しかったです。
勉強会の開催はまだまだ敷居が高いのかもしれません。ただ開催することによるメリットが存在しているのも事実。
そして何回開催しても課題はあるもの。この辺りゆっくり確実に解消していきたいですね…。